2015年7月3日 投稿者:細野尚子
こんばんは。
我が家のオバケズッキーニです。
アメリカでは、この大きさは普通みたいですが…。
ズッキーニブレッドが美味しいらしいので、明日辺り作ってみようかな?
ところで、突然ですが、今年は戦後70年です。
で、色々な番組でちょこちょこテーマに上がってますが。
70年経った今、戦争の恐ろしさについてどんなに分かろうとしても、遠い過去の話しで、戦後生まれた人達は、恐ろしささえも美化している様に感じるのもしばしばです。
まーそれは、実体験してないから仕方の無い事ではありますが。
そんな中で、もしかしたら私だけが感じ取れている事なのかもしれませんが、戦争が物凄く過酷であったんだと肌で感じる事があります。
それは、戦前生まれの方の体を診る時です。
私の所には、80歳以上の方が何名かいらっしゃいまして、その方達の体と向き合う時は、何故か拝みたくなる気持ちにさせられます。
何故なら、彼らの体は私から見たら、細胞が物凄い勢いで生きたがっているのを感じるからです。
生き生きとし、逞しく、神々しくさえ感じます。
それは、戦後生まれの方のどの年代からも感じ取る事ができません。
で、あるとき気づきました。
これはとてつもない恐怖や飢えと戦いながら生きてきたからではなかろうかと。
たとえ、直接戦争の被害を受けていなくても、毎日、戦況をラジオで聴いている状況は、どんな子供でも、平気で聴いてはいられなかったと思います。
学校でも、戦争の為の教育を受け、食べるものもわずかで、感受性の強い子供は大人よりも尚更強い不安と恐怖を感じていたと思います。
ですから、私が手を置くと、治りたくて必死に私の思いを受け取ってくれます。
私の手に向かって細胞が集まってくる感覚がするんです。
その凄まじい生きる事に必死の細胞達を観ていると、私達がいかに平和な世の中に生かされているかを感じずにはいられないです。
私の所に来て、どんどん回復していく戦前生まれの方達を見て、まだまだ可能性はあるんだ!と医療では到底理解できない先を見る事ができます。
戦前生まれの方から湧き出る、生きる力、覚悟は、到底かなわないです。
彼らが生きている事自体が、過酷な戦争を乗り越えてきたあかしです。
まだまだ元気で長生きして、言葉だけでは無い多くの事を教えていただきたいです。